引越し後の軽自動車、住所変更しないとどうなる?手続きの流れを解説

引越し後の軽自動車の住所変更手続きの重要性

引越しをした際、住民票の移動や郵便物の転送手続きなど、多くの手続きが必要になります。その中でも見落としがちなのが、軽自動車の住所変更手続きです。​車検証に記載されている住所が現住所と異なると、車検の更新や自動車税の納付通知が届かないなどの問題が発生する可能性があります。​また、道路運送車両法により、住所変更後15日以内に手続きを行うことが義務付けられています。​本記事では、引越し後に必要な軽自動車の住所変更手続きについて、必要書類や手続きの流れ、注意点などを詳しく解説します。​


軽自動車の住所変更手続きの概要

手続きの目的と義務

軽自動車の住所変更手続きは、車検証に記載されている使用者の住所を現住所に更新するための手続きです。​道路運送車両法第12条により、住所変更後15日以内に手続きを行うことが義務付けられています。​この手続きを怠ると、車検の更新や自動車税の納付通知が届かないなどの問題が発生する可能性があります。​

手続きの場所

住所変更手続きは、新しい住所を管轄する軽自動車検査協会の事務所・支所・分室で行います。​事前に最寄りの事務所を確認し、必要書類を揃えて手続きを行いましょう。​


必要書類と申請内容

必要書類一覧

書類名説明
自動車検査証(車検証)原本が必要です。コピーは不可。
使用者の住所を証する書面住民票の写し(マイナンバー記載なし)または印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内)。
ナンバープレート管轄が変更となる場合に必要。
自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)軽自動車検査協会の窓口またはウェブサイトから入手可能。
軽自動車税申告書軽自動車検査協会の隣接する税関係の窓口で入手可能。
申請依頼書使用者以外の方が手続きを行う場合に必要。

申請内容

住所変更手続きでは、以下の情報を申請書に記入します。​

  • 使用者の氏名および新住所
  • 車両の情報(車台番号、型式など)
  • 変更の理由(引越しなど)​

手続きの流れ

  1. 必要書類の準備
    • 上記の必要書類を揃えます。​
  2. 軽自動車検査協会の事務所へ行く
    • 新住所を管轄する軽自動車検査協会の事務所を訪れます。​
  3. 書類の提出と確認
    • 窓口で書類を提出し、不備がないか確認してもらいます。​
  4. 新しい車検証の受け取り
    • 手続きが完了すると、新しい住所が記載された車検証が交付されます。​
  5. ナンバープレートの交換(必要な場合)
    • 管轄が変更となる場合は、ナンバープレートの交換が必要です。​

注意点

  • 手続きの期限
    • 住所変更後15日以内に手続きを行う必要があります。​
  • ナンバープレートの交換
    • 管轄が変更となる場合は、ナンバープレートの交換が必要です。​
  • 代理人による手続き
    • 使用者以外の方が手続きを行う場合は、申請依頼書が必要です。​
  • 書類の有効期限
    • 住民票や印鑑登録証明書は、発行から3ヶ月以内のものを使用してください。

まとめ

引越し後の軽自動車の住所変更手続きは、法律で義務付けられており、速やかに行う必要があります。​手続きを怠ると、車検の更新や自動車税の納付通知が届かないなどの問題が発生する可能性があります。​必要書類を揃え、新住所を管轄する軽自動車検査協会の事務所で手続きを行いましょう。​不明な点がある場合は、事前に軽自動車検査協会に問い合わせることをおすすめします。